【大人のペン講座・ひらがな編vol.67】おはようございます!金曜日です。もうすぐゴールデンウィークなんですね。。。よくGW明けは五月病、、なんて言いますから長く休みすぎるのもどうなのかと(笑)
家で過ごすお休みは三日で飽きる
長期休みなら思い切って旅行にでも行っちゃわないと休めませんね。
さて今日は大人のペン講座・ひらがな編です!前回は散らし書きについて簡単にパターンをご紹介しましたね!
こんな書き方もあるんだーというのを知っておいてください★
有名な細川ガラシャ(明智光秀の娘・玉)はこんな書状を残しています!(※一枚目の写真を参考にしてください。)
この書状の内容はだいたいこんな感じ↓
昨日もお返事申し上げました。瓜をお届けくださりお心遣い嬉しく存じます。
また、お鶴への返事お届けいただきますように。
全文ではないけどこんな内容です。結構普通
書状というとお堅いものに感じますが手紙のこと。
昔の人はちょっとしたことでも手紙をしたためたもの。
現代人はメールばかりになってしまい、いざ手紙となると構えてしまう人が多いですよね。。
ちょっとは昔の人を見習わなくちゃ!
このように紙いっぱいに散らし書きをした仮名消息を「女房奉書」と言います。
天皇側近の女官が勅旨を受けて記した文書の形式に由来するのでこの名がついたそう。
大きなカタマリから順に読み進めていきます。
(※2枚めの写真を参考に)
この人の知的な人柄が、のびのびした華麗な書きぶりと鋭い線に現れていますね
当時としては非常に垢抜けたセンスの良さで目立った人だったでしょう
こんな風に時代ごとに見ていくと面白い
三枚目写真は同じ時代、秀吉が書いたとされる文字です。
百姓上がりの秀吉はたくさんの努力をしてきたのでしょう。「物」の字が間違っていたり、ところどころ書き直しが見られるものが多いです。
4枚めの写真は天下をとった織田信長が44歳のとこに書いたとされる字です。
文章は簡潔ですが堂々とした書きぶり。右肩上がりで勢いのある武骨な筆致です。
この感状をもらった家臣たちは嬉しかったでしょうね
内容は↓
手紙を見ました。いよいよのご活躍、大変な手柄です。
こんな風に名将の直筆は色々な見方ができて面白いです
好きな武将の書いた文字を調べてみると今までより深く知ることができるかも