おはようございます(*^_^*)
【大人のペン字講座・漢字編vol.12】
昨日はとっても風が強くて桜も散ってしまいそうでしたね。。
今年のお花見は高いところから眺めるくらいしかできていませんが、
このところの雨で、心配です
今日は『想』を書いてみましょう★
この『想』という字。
人の感情をあらわすときに使われますよね
だから歌の歌詞にはよく使われるもの
正しい使い方は⇒『彼の想いはきっと、彼女に届いたと思う。』
こんな風に使います
ではかき方の説明から。
毎回繰り返し言っている『木』は左右の長さに注意が必要です
この字は『木』『目』『心』の三つからできているので、
『相』の部分は右に上がりっぱなしに書いて大丈夫。
『心』がしっかり落ち着かせてくれますので、
『心』の二画目が浮いてしまわないように注意しましょう
現在の心という字は象形文字の心臓からきています。
でも一説には「こころ」の語源は、ころころ変わるから、、という人もいるくらい。
「したごころ」=心の奥で感じる気持ち⇒志、怨、念
「りっしんべん」=深く考え込む気持ち(どちらかというと頭で考える)⇒悩、恨、悟
心は常に揺れ動いて、
やわらかな風船をいくつもはさんでいます。
つぶれてしまわないように空気の補充をいつでもしてあげなけでば萎んでしまう。。
少し崩してこんな感じもまた素敵
「したごころ」は行書に慣れていない方でも比較的取り入れやすいのではないでしょうか
人間にとって一番大切な臓器である心臓の「心」の字を「こころ」とした昔の人は、
「心の持ち方一つで自分の人生を変えることができる」ことを表したかったからなのかな・・・なんて。
ぜひ、美しい『心』を書けるよう、
心にはいつもやわらかなクッションを