幸若舞・敦盛

幸若舞・敦盛

【大人の筆ペン講座・ひらがな編vol.64】おはようございます!外は雨が降っているようです。。

公開されているコナンの映画を観に行く予定で楽しみにしています!私も(笑)

子どもたちが興味を持ち始めたのがまだ二年くらいなのですが、私は子どもの頃からコミックは読んでいました照れ

58巻くらいまでは持っていましたが引っ越し続きでしまいこんでいたものの多くを処分してしまったものの一つ。

 

でも、こうして世代を超えて楽しめる作品があることにも、去年の映画は百人一首をテーマにしていたので見所もたくさん!絵も綺麗で感動したのを覚えていますおねがいキラキラ

今年はどんなでしょうね〜曲を聞く感じ、かっこいい感でなのは伝わってくるのでまた楽しみです爆  笑

 

さて今日は筆ペン講座・ひらがな編。

平安末期、一の谷の戦いの時?、平敦盛が言ったとされる有名な言葉、「人生五十年、下天のうちをくらぶれば〜」(幸若舞)

笛の名手でもあり、容姿も端麗だった敦盛は16歳という若さでなくなりました。


のちに織田信長が桶狭間の戦い前夜、この舞を舞ったのは有名な話。


今日は有名な部分だけを書いてみました!

現代において、当時の平均寿命から「人間は五十年にすぎない」という意味に解釈されることがあるようですがそうではなく、

天界を比較対象とする上で、人の世の時の流れの儚さを歌った歌です。

 

↑大事なところに間違いを発見。「天下」ではなく「下(化)天」ですあせる

化天住人の定命は8,000歳。下天住人定命は500歳と言われます。

 

どちらにしても人間とは、比べ物にならない。

 

※信長公記では「下天」ですが、「化天」と書かれているものや「外天」と表記されているものもあるらしいです。

 

こういう文章にはよく出てくる「如くなり」。

普段使うことないけど、中学校で習ったような・・

「ごとし」の連用形「ごとく」に断定の助動詞「なり」がついた形。

「〜(の)ようだ」の意。

「な〜り」は中心線をしっかり意識して戻ってくること。

 

歴史上有名でも間違った意味で語り継がれていることってありますよね。

「弘法筆を選ばず」と言った有名な弘法大師(空海)も、自分の使う筆は選びに選び抜いていたそう。

意味は道具の良し悪しに関わらず、立派な仕事をすることのたとえです。

(自分の力の無さを筆や道具のせいにしたりしないように周りに話をしたのでしょうか)

 

筆を選ばない人は確かにすごいけど、筆を選ぶ人より優れているかというとそれは別。

一発勝負だったらなおさら、自分に合うものを貪欲に探し選び抜く、それでこそプロ、のような気がします。