おはようございます(^^)
昨日はこんなのをつくっておりました★
もうすぐご結婚されるお二人に
まだお二人にお見せしていないのでスタンプで隠しておきます
「感謝」という文字を選ばれたお若いお二人。
美男美女でとても素敵な方々でしたよ
今日は【大人の筆ペン講座vol.12】
春、やっぱり結婚式が多いですね
私も子どもと共にお呼ばれしている式があるのです
幸せな二人の姿を見るのって本当に嬉しい
でもいつからか、毎回、感動する場面が親から目線(笑)
今回は私よりだいぶ若い2人の結婚式なので、完璧お母さん目線で行って泣いてきます☆
ということで、今日は祝儀袋でよく用いられる大字↓を書いてみますよ
漢数字は改ざんされやすいので、それをされないよう考えられたものが大字(だいじ)です。
祝儀袋ではこの大字を使うのですが、
皆さん普段使わないこともあって、いざという時忘れがち。
まず、「どんな字だっけ?」からで大丈夫
よく使うのは『参万円』(三万円)かな
これ、よく中袋で見かけるでしょう??
「金」を頭につけて書きます。
①も②もどちらの書き方もいいのですが、
②くらい太さを変えられると上級者。
筆ペンでは住所もかなり狭いところに書かなければならないので、
この太さの使い分けができるようになっておくと、
どんな場面でも対応可能★
せっかくなら難しいテクを覚えたい・・と思ってしまうのは私だけ?(笑)
では実際に、どこを細くでどこを太くなのか・・と言うと、
それは「縦が太く・横が細い」
その中でも左右があるものなら「左より右が太く」
が良いと思います★
(必ずしもそうというわけではありませんが、目安としてです)
いつも私が感じるのは、楷書(崩さず書く)が一番難しいな~と思います。
左が楷書です。
ある程度、筆ペンを持ちなれている方でも、
苦手なことが多いのは、この左払い。
『参』にはたくさんの角度の違う左払いが出てきますので、
とても練習になりますよ
筋肉質なイメージなのが楷書。←若い男性像が浮かびます。
右は行書(つづけ字)で書いたもの。←ややお歳を召された、こちらも男性的なイメージ。
隠れミッキー・・ではなく。。
隠れ「一年生漢字」を探してみましょう★
よく見るとわかりますね★
それに気づくことってとても大事。
そうすると、自分で空間をもたせないとダメなところや、
線質も反るのか真っ直ぐなのか、長いか短いのか・・が判断できるようになる
世の中の漢字すべてを習うなんてそんな時間の使い方は専門家だけ。
基本を身に付けたら、こうして応用して覚える!
要領よく学ぶには、
基本を知ったら、効率重視。
仲間わけと観察力が大事です
たかが字、されど字。この学びは、色々応用できそうだ★
人に伝えようとすることで、私にとっても大きく大きく変わったこの二年。
書には白と黒しかないと思い込んでいた私に、
子どもたちの柔軟な心によって色んな色があることにも気づかされました。
和文化のしきたりも大事だけど、
それを継承することを子どもたちに拒まれたら、せっかくのこんな日本の素晴らしさを一つ消してしまうことになる・・。
だから私は
みんなが「書くことは楽しい」と思ってもらえるお教室をつくりたかったのです
子どもたちの前で文字を書く大人の皆さんと、
今後の日本を背負って立つ子どもたち。
どちらにも伝えることが大切だと思い、大人の実用的なペン字教室を始めて一年。
まだ、一年なんだ~・・と思うほど、この生活にも慣れました★
4月が来ると初心に戻ります
私が初めて筆を握ったのも、春だったな