【子どもの書道講座vol.84】おはようございます!朝はこんなに涼しく落ち着くのに、昨日の昼間もうだるような暑さでしたね・・。
立川はカンカン照りに見えるのにバケツをひっくり返したような雨が急に降ってきてビックリ
家にいた私はおもわず笑ってしまうような光景でしたが、、
そんな大変な中、体験に来てくれた子がおりました
大人気の金曜日、来年からの毛筆の授業を考え二年生のも増えております
曜日・お時間等ご相談ください
さて今日は子どもの書道講座です!
なんとなく書きたくて「生命」と書きました、が、今日お話ししたかったのは「三」の書き方のお話。
時々ブログの中でも出て来ます「漢数字一〜三」の線の質をよくみていただきたいです。
なぜ大事なのかというと、この「漢数字一〜三」は応用して色々な漢字の中に使われているから。
今日書いた「生」という字のそうです。
「生」の場合三画目が縦画にはなりますが、二・四・五画目でできる「三」は漢数字のと一緒。
三本の線に変化を出そうとしてやりがちなのが、二本目を短くしてしまうこと。
極端にこれをやってしまうと「生」の四画目は起筆と収筆が埋もれてしまいます。
「三本目を長く」の意識は持っていてほしいけど、「二本目を短く」とは思わず「一本目と同様」と思って。
(言葉って難しい・・・)
一本目と二本目の大きな違いは線の質。(反りがあるか、ないか)
そこをしっかりさせるとちゃんと「三」に見えるし、応用したその他の漢字の時にもピリッと決まる!
たかが「三」・・
「そんなの書けるよ!」と多くの子が言うでしょうけど、書道で大事な線をどれだけの子がしっかり書けるでしょうか。
実力をつけて自信はもってほしいけど、履き違えた自信は成長の妨げとなります。
まずは自分の胸に手を当てて、できているかを自問自答してみてね。
少しでも不安を感じたならそこがまだまだ足りないところ。
「あれ?自分はできていないかも?」という不安を、「練習することで克服すること」が大事です。
そう考えると、芸術って満足してしまったらそれまでってことですよね。
締め切りだからここまで。と言うのはもちろんあるけど、心の底からこれ以上は絶対ない!なんて思った試し一度もないし。
いつも自分に「もう少し時間をつくって練習すればもっとできたかもしれない・・いや、でもこれが精一杯だったし・・」
なんて心の葛藤が付いて回ります。
いつも不安だらけだけど、そうして自分を高めるしかないんですよね。
そんな風に頑張ったものが第三者に認められた時、本当の自信がつくわけで。
みんなできないことを認めるのは怖いから目を背けたいことだけど、そこと向き合うことからしっかりと。
するとやるべきことは見えてきますね